まいものゆとり戦記

営業職まいもの、日々つれづれ。ゆとりが社会の荒波に立ち向かうゆとり戦記、ならぬ雑記ブログです。

【おすすめエッセイ】移動時間にさくっと読める!気分転換に最適な芸能人エッセイ3選

エッセイって一話一話が短くて、気分転換に最適ですよね。仕事で憂鬱なことがあった時も、電車での移動中にエッセイを読んでいるといつの間にかどーでもよくなっていることも多いです。

今回は、芸能人のエッセイで好きなものを3つ挙げます。芸能人エッセイはその人の素顔や考え方が知れたりして、それまで抱いていた印象が変わることも多く、意外性も面白みの1つです。

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星野源さん著 そして生活はつづく

まるで星野源さんと深夜のファミレスでグダグダ話しているような気分させてくれるんですよ。この本は。友達の話を聞いてる感覚なんですよ。「親しみやすい」なんて表現を超えるくらい超親しみやすいです。

このエッセイを読むまで星野源さんの印象って多彩な才能に溢れたサブカル兄さんってイメージだったんですよ。シュッとしてなんでも平均点以上出す、みたいな。よくわかんなくてすみません。ただの個人の主観です。

恥ずかしながら星野源さんのことをずっと前から知っているわけではなく。何か色々やっている人らしい、というぼんやりとしたイメージを持ったままサマソニでライブを鑑賞。「あ、いいなこのかんじ」と思い、その後、かの有名な国民的ドラマ、「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」で「あ、すごい人なんだ」と思い、「あ、この人エッセイ書いてる」とポチリ、エッセイを読んだ、という経緯です。
そこまで土俵の違うそれぞれのステージで人を魅了する才能ってすごいですよね。確実にすごい。「多才」ってこういう人のことを指すんだなって思います。

 

星野源を友達のように感じられる1冊

そんな多才な星野源さん。雲の上の上の上の…別世界の方ですよね。そんな方をまるで友達のように感じられちゃうんですよ。このエッセイは。

想像してみてください。「星野源さんが裸に葬式に着てくようなジャケットでお風呂掃除をする」、「占い師見習いに日に何回も声をかけられる星野源さん」、「お腹がすごくゆるい星野源さん」。気になりますよね。「え!?なにそれ。で、どうなったの?」ってまるで友達みたいに言いたくなりますよね。

 

このエッセイを読むと星野源さんの印象が少し違って見えてくると思います。
ちょっと不器用で、いつも一生懸命。もっと星野源さんが好きになると思います。クスっと笑えるのでストレス解消にも効果的です。

 

中谷美紀さん著 インド旅行記


圧倒的美人でストイックで洗練された女性、中谷美紀さん。THE女優さんです。完璧で憧れの対象となるような女性なのですが、少しツンとしてとっつきにくいイメージを持っていました。
そんなイメージが、このエッセイを読むと良い意味で崩れます。中谷美紀さんがインドを1人で旅する。それだけで意外性がありますよね。芯が強く、ストイックというイメージはそのままに、チャーミングなイメージもアップデートされました。

 

インド × 中谷美紀が面白くないわけない


インドの混沌と中谷美紀さんという掛け合わせが面白さをより引き立てているのかもしれません。中谷美紀さんに寄ってたかる、モノ売りたち。それを「ヨロレイヒー♪」と突然歌いだすことで追い払う中谷美紀さん。
とっても魅力的ですよね。あの美人が・・・というギャップに惹かれるってやつですかね。

 

好奇心旺盛で、学ぶという意欲が強く、良いと思ったことはすぐに取り入れる素直さを持つ。やはり学ぶべき点が多い女性だと思いました。

 

宮藤官九郎さん著 いまなんつった?

 

印象的なセリフを中心に展開していくエッセイ。「声に出して初めて面白いのが良いセリフなんだな」という名言から始まります。たしかに、文字ではなく声に出して初めて輝くことばというのがある、と改めて気づきました。逆に声に出すよりも、文章や漫画で読んだ方が輝くことばもありますよね。

 

クドカンが好きな人も、そうでない人にも読んでほしい

私は、宮藤官九郎さん脚本のドラマが好きなので、このエッセイを読みながら、「こんなことを考えながら、あの脚本を書いていたのか。」「歴史が苦手だから大河で時代劇やらなかったのかな。」とか思ったり、ドラマを見ながら「あー、このセリフ、“この人がこんなこと言っちゃったら面白くないですか?”とか言いながらセリフを作ったりしたのかな」とか思ったり。いろんな角度から楽しめました。

ですが、このエッセイは、宮藤官九郎さんが好きな人も、そうでない人も、エッセイとして楽しめると思います。単純にエピソードや語り口が面白いからです。

 

 

今回は芸能人エッセイ3選をご紹介させていただきました。

短い時間で1章を読み終えられるエッセイは、気分転換に最適です。通勤時間やランチのお供、旅の友などに、是非持って行って読んでみてください。